CORRIAMO INSIEME~一緒に走ろう~

47歳で走り始め、フルにウルトラ、トレランも楽しんでいた走歴6年目に坐骨神経痛を発症、57歳現在走れないままですが、クロスバイクや里山歩きでリハビリ中。

カテゴリ: 海外マラソン

イタリア行き直前に飛び込んだ接骨院で、今は鍼を受けている。
3回施術してもらったけれど、一向に光が見えない。
太もものしびれや痛みは相変わらずで、さらに腰の重い違和感やふくらはぎのしびれまで出て、むしろ悪化してる気さえする。
好転反応、というらしいけど、本当に良くなるんだろうか・・

周囲で、坐骨神経痛が鍼で治ったという例を数件聞いたし、信じて続けていくしかないか。(その院の技術力のレベルがどうかという問題はあるが・・)


またヴェネツィアマラソンの話に戻る。

本国のサイトを開けると、まずこのようなスタートの様子の画像が目に入る。

20191027t
(https://www.vmcevents.it/よりお借りしました)

スタート地点は、ヴェネツィア・メストレの、さらに郊外のストラという町にあって、ここまで行くのにシャトルバスでメストレ駅から40分もかかる。
でも、ここには、18世紀にヴェネツィア貴族のピサーニ家によって造られ、のちにナポレオンも購入したことがある別荘があって、その広大な敷地内がスタート地点という、なんとも贅沢な機会に恵まれる。
この宮殿のような邸宅には、数多の画家によって描かれたフレスコ画が残され、今は博物館として公開されている。

20191027r
宮殿前がスタート待機ポイント。
ファサードを眺めているだけでも目の保養になる。
こういうところは、イタリアならではだ。

4月にはローママラソン、11月にはフィレンツェマラソンがあるが、いずれも”天井のない美術館、博物館”と言われる、遺跡や世界遺産てんこ盛りの中を走れるんだから、なんとも贅沢なこと。
日本の旅行代理店によるツアーはヴェネツィアだけは毎年催行されているようなので、一生に一度でもいかがでしょ


にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
 にほんブログ村 その他スポーツブログ 女性ランナーへ
↑↑ランキング参加してます。ポチっといただけるとうれしいです

昨夜遅く、無事に帰国。
ヴェネツィアマラソンのダメージは、まぁまぁある。
翌日と翌々日は、両太ももの筋肉痛がひどかった。この2か月ほとんど走れてないんだもの、しょうがない。
なので、実は、神経痛なのか筋肉痛なのかよくわからない状態だ。
はっきり神経痛と分かるのは、やはり機内での痛み。
終始シートベルトを締めないといけないから、ずっとシートで脚が圧迫されているのがつらかった・・・

次のレースは、12月の奈良マラソン。
まだ全く症状が出てなかった頃に、ドキドキのクリック合戦に勝ってせっかくエントリーできたのに、この体たらく。
しばらく接骨院の治療に通う予定だけど、何とかロキソニンを飲まずに完走できるくらいには復活していたい。

20191027c
イタリア人って太陽を浴びるのが大好きだから、美肌命で日焼けがイヤだなんて言うと信じられないという顔をする。
夏にいい感じに焼けてないと、バカンスにも行けないかわいそうな人扱いで、白い肌は”モッツァレッラだ”と揶揄されるのだ。
でも、背に腹は代えられない。あまりに日差しが強いので、京都マラソン参加賞のネックカバーを目いっぱい伸ばしてフェイスカバーにしたら、沿道の人たちはけっこう面白がって「マスケラ(マスクだ)~~」「ブラーヴァ!」(女性を褒める時に使う)とたくさん声をかけてもらえた。ジャッポネーゼ(日本人)と分かったかどうかは知らんけど(笑)


にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
 にほんブログ村 その他スポーツブログ 女性ランナーへ
↑↑ランキング参加してます。ポチっといただけるとうれしいです

土曜日に、ヴェネツィアはメストレという町に入った。
ナンバー受取りのEXPOが、金曜土曜と、メストレ駅からバスで15分ほどのサン・ジュリアーノ公園で行われているので、行ってきた。

20191026e
20191026d
広大な公園内に、テントが設営されてこの中で開催されている。
当日のコースにも、この公園内がくるっと数kmほど含まれている。
ヴェネツィアマラソンのフル部門のエントリー数は約7000人。規模は大したことはないけど、世界中から参加者が来る憧れの大会。
でも、EXPO自体の規模はやはり小さくてショップも少な目。ゼッケンと参加賞をもらってあっという間に終了。

20191026c
参加賞袋を受け取って、思わず「重っ!」と言ってしまった。
中身は、Tシャツ、スポンジ、ブルーベリージュース1リットル、お水、缶ビール、洗剤、クッキーなど。締めて2.7キロなり。ひもが肩に食い込みそうだった。1リットルは大きすぎるよぉ・・
(スポンジは当日とても重宝した。スポンジ用のお水が設置されたエイドが7か所あり)

20191027
さて、大会当日。
イタリアに来てから6日目になるが、毎日どうしても歩きすぎてしまい、脚も腰もお尻も痛くて泣きそうになっていたが、ここまで来てスタートラインに立たないという選択肢はない。

メストレ駅からシャトルバスで、スタート地点のストラという郊外の町に到着。ここから本島に向かって走るワンウェイコースだ。
ちなみに、コースはこんなかんじ。
↓↓↓

link_x_mappa
20191027a
予報通り、朝からドピーカン。
まずはロキソニン1錠を投入して、9時半にいざスタート。

20191027b
25kmほどは、こういう川沿いとか住宅街とか観光的には面白くないコースだが、沿道の温かい応援に答えたり、それでもそれぞれの景色や空気を味わいながら、やっと10km辺りでロキソニンが効いてくれたこともあって、小幅でそろり気味で淡々と走り続ける。

20191027j
距離表示が1kmごと42か所に設置されているのがすごい。

20191027k
15kmまではエイドはお水のみ。しかも、なんとペットボトルでの支給。皆けっこうこの場で飲み切っているのか、全エイドの周辺道路はかなり悲惨な状態になっていた・・・↓↓

20191027l
ゴミ箱がないのだ・・ちょっとびっくり。
プラスチックのごみの山。いずれの意味でもあかんでしょ。

文句のついでに、トイレが極端に少ないのにも驚いた。
EXPO会場の公園には仮設トイレが多めにあったが、道中見かけたのは6個くらい?
なので、男性の立ちションが多い多い・・・

20191027d
一気に進んで、いよいよ33kmあたりから本島にかかるリベルタ橋に入る。列車と車道の間のトラムが通る道がランナー専用に!
ここもけっこう楽しみにしていたのけど、4kmも単調でまっすぐで日差しももろに受けて・・で、かなり苦行だった。

20191027n
ヴェネツィア本島は、大小合わせて177もの運河が流れ、400もの橋で結ばれている。階段状になっているところがほとんどなので、コース上にある橋すべての上にはランナー用の特設の橋が架けられていた。
これがちょっとふわふわしてたり、ボコボコして走りにくいのと、10数か所ものアップダウンもかなり脚にくる・・
でも、素晴らしい景色に励まされながら何とか前へ進むのみ!

20191027m
20191027o
なんて贅沢なマラソンなんだ~~

20191027f
今回の最大のモチベーションは、この橋を渡ること。サン・マルコ広場に向かって、大運河の上にこの日のためだけに設営される仮設橋。マラソンが終わると速攻撤去されるという、とても贅沢なもの。
やった!ここまで来れた!!

20191027p
そして、さらに感動的だったのが、サン・マルコ広場内をくる~っと一周したこと!
いつも広場を埋めるほどの多くの観光客の皆さんには、こんなに場所を占領されて迷惑な話かもしれないけれど、ノリノリで声援を送ってくれたのがうれしい。

20191027h
ゴールは、サン・マルコ広場から東へ1.4kmほど行ったところ。
結局、30km手前で2錠目を飲み、何とかもってくれた。
さすがに、泣いた。
タイムは4時間55分台。自己ワースト記録だけど、執念で走り切った。
自分で自分をほめてあげたい。

20191027q
ゴール後の支給袋がまたもや重っ。
ビール結局2本はうれしいけどww

シドニー、ヴェネツィアとまだ2本しか海外マラソンを知らないけれど、つくづく日本の大会のおもてなし度は高すぎると思う。


にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
 にほんブログ村 その他スポーツブログ 女性ランナーへ
↑↑ランキング参加してます。ポチっといただけるとうれしいです

無事に、イタリア入りしている。まずはフィレンツェIN。
最初の2日間は、仕事でそれぞれ2万歩ほど歩き回り、石畳が多いことも加わって、足腰にかなりきてしまっている。
日頃は大股で歩くのが早い方だけど、さすがに、そろりそろりとゆっくり目にはしてるんだけど・・・
宿泊しているB&Bにバスタブがないのも痛いかなぁ。定宿なので折り込み済みだし、イタリアの古い建物内の部屋にはバスタブのあるところが少ないから仕方がない。
どこか”いい”ホテルに替えるべきだったかな。
毎晩、ボルタレンテープと休足時間を貼って寝ている。朝起きてちょっとブルーにはなるけど、何もしないよりはいい。
本番前に2回くらい朝ジョグできるかな、とその分のラン用の準備もしてきたけど、結局スーツケースの大事なスペースを取るだけになりそうだ。

ヴェネツィアマラソン当日の天気予報は、今のところ快晴
郊外をスタートして、本島に向かって橋を渡る時の景色は格別だろう。
でも、それはコースのかなり終盤になる。
そこまでこの体がもつかどうか。

191022a

20191023c
2日間、暑すぎるほどお天気に恵まれた。
じっとしていられるわけが、ない。


にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
 にほんブログ村 その他スポーツブログ 女性ランナーへ
↑↑ランキング参加してます。ポチっといただけるとうれしいです

大型台風がまたもや来てしまった・・
もはや、被害なく一刻も早く過ぎ去ってくれるよう祈るしかない・・


ペインクリニックで”すべり症”と診断されて以来、色々ネットで調べたり、経験者の方のブログを見つけては読み漁っているが、経過良好という方々もいる中、絶望的な1つの事実が日々心を重くさせる。

それは、治療をしても根本的には完治しない、ということ。
つまり、私の腰椎はずっとすべったまま(涙)

注射などで炎症を抑えることができて、坐骨神経痛痛が緩和されたとしても、常に違和感が残るかもしれないし、またいつ強く症状が出るかわからない。
思うように走れない、無理もできない、ということになる。

47歳で走り始めて、初フルの神戸マラソンでサブ4.5が出て、意外にイケルやん、とサブ4を目指し、49歳で初サブ4を獲り、膝の故障を経て52歳で2度目3度目のサブ4(いずれもギリだけど)が獲れた。
ギリギリじゃなくて余裕のサブ4を!!と、私の走るモチベーションはまだまだ記録更新にあった。

もちろん、トレイルやウルトラにも世界を広げ、タイムだけじゃない走る楽しさも覚えたし、フルだって大会そのものを楽しむファンランも大好きだ。

でも・・・例え目標タイムに届かない結果でも、必死のパッチで走ったことに意義がある。
狙ったことに意義がある。
それが最初からできないなんて・・・

あきらめたくない、あきらめたくない、あきらめたくない。

2度目の注射でも目立った改善がなければ、鍼も試してみようと1軒鍼灸院の目星をつけた。
もちろん、腰回りにいい筋トレやストレッチは日々継続。

2週間後のヴェネツィアマラソンは、ロキソニン2錠投入覚悟で出る。
制限時間は6時間。


venice

イタリアらしいな~と思うのは、今もってスタート時間が確定していないことww
しかも、なんで40分という中途半端な?
それに、イタリアのテレビ番組ってきっちり時間通りに始まらないこともままあって、万事が万事ゆるい。なので、逆に、6時間設定ってキツクない??と思ったり。

とにもかくにも、それまでにできるだけ痛みしびれを取るべく、やれることをやるのみ。


にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
 にほんブログ村 その他スポーツブログ 女性ランナーへ
↑↑ランキング参加してます。ポチっといただけるとうれしいです

今年3月に放送されたBS朝日の「世界の絶景をマラソンする!」という番組が、先日7月29日に再放送されると聞きつけ、録画しておいたのをやっと観た

sekai
(BS朝日さんのサイトから拝借しました)

すごーい サグラダ・ファミリアの真ん前を走っている、女性芸能人最速・サブ3ランナーの福島和可菜女史。
そう、バルセロナ・マラソンに出走されてます。
41回目というからかなり歴史ある大会ですね。

この手の番組には珍しく2時間という長時間の枠で、ほとんどは彼女が走りながらコース上のことをレポしたり、ランナーに話しかけたり。。
バルセロナの町自体の見どころもさることながら、彼女の天真爛漫なキャラクターや、ランナーとしても美しい肢体やフォームが、観ている側を飽きさせません。

このシリーズ、ぜひとも続行を希望します。

実はこの10月末、初めてヴェネツィアマラソンに参加する予定でして。
海外マラソンは4年前のシドニーマラソン以来2回目ですが、そもそもイタリアが好きで、初海外マラソンはイタリアで!と目論んでいたので、2回目でもうれしい

あのバルセロナのようにいいお天気だといいな。(超ファンランに徹するつもりなので、お天気が1番大事)
去年、川内優輝選手が出走してかなりニュースになったけど、荒天&高潮で膝まで水に浸かりながらのレースだったもんねぇ・・ ま、それもありか?



にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
 にほんブログ村 その他スポーツブログ 女性ランナーへ
↑↑ランキング参加してます。ポチっといただけるとうれしいです

↑このページのトップヘ