blogを更新する気分にならなかったこの2週間の間に、新型コロナ感染拡大の状況とその影響はみるみる悪化してしまった。
東京マラソン一般参加の中止発表を皮切りに、3月の大会が次々に中止を決め、政府要請の発表後はマラソン関係だけではなく、学校から経済活動に至るまで周知のとおり。
我が愛するイタリアでも、あれよあれよという間に感染者が急増。中国人の出入りが多いとか、パーソナルスペースが狭いとか、よぅ喋るとか、色々心当たりはないではないけど、ここまで多くなるとは、、胸が痛む。

とにかく、自分にできることと言えば、ウィルス自体を必要以上に怖がらず、自身の免疫力を上げ、溢れる不要な情報に惑わされず、日々落ち着いて過ごすこと。時々は、飲食含めて好きなお店に足を運んでお金を使うこと。
ただ、実際、夫も私もしがないフリーランスの我が家にとっては、仕事にならなくてどうしよ～～な状況なんだけど（涙）

さて、その後の脚腰の状況はというと・・
一昨日、クリニックでAKA博田法（エーケーエーハカタホウ）の4回目を受けたところ。

最早万策尽きたし、今は、唯一根本的な改善に最も近いこの方法に希望を託している。

京都マラソンDNSのあと、もう一度注射を打ってもらって痛みが消える翌日だけでも走りたいと思い、病院に行った。
1月末に打った注射はステロイド入りの強いタイプだったらしく、試しに少し弱めのタイプにしましょうとなったんだけど、全く効かなかった。
その際、サインバルタという日本ではよく抗うつ薬として飲まれる薬を処方された。これには慢性疼痛や変形性関節症による痛みを緩和する効果もあるそうだ。今飲んでいるロキソニンとの併用でも問題ないらしい。
サインバルタの副作用は、吐き気や食欲不振など。なので、吐き気止めの薬も一緒に。
ちなみに、クリニックで処方されているロキソニンの副作用は胃腸障害なので、胃腸薬も処方されている。元来、薬嫌いで風邪も引きかけた時点で気合いで治す方だけど、ここまで慢性化すると頼らざるを得ないのが現状だ。

そのサインバルタを（眠気やめまいがでることもあるので）就寝前に1錠、飲み始めてちょうど2週間。ようやく効果が出てきたのか、はたまた博田法が少しずつでも効いてきたのか、起床時の動けないくらいの激痛が、びっこを引いてあいたたた・・というくらいになってきた。
一昨日博田法を受けてからは、お尻の痛みもかなり軽減されている。
あと、腸脛靭帯のクロスストレッチも効いてきたのかもしれない。このblogにコメントくださった方が、自らの体験談を教えてくださったので、日々のルーチンに取り入れてみたのだ。実際、仙腸骨まわりが伸びる感じがしてとても気持ちがいい。ありがたやありがたや。

↑↑あいにくわたしではありませぬ。
（FUNRIDEのリエチ先生のコラムから引用）

とにかく、やっとやっと、これらが全ていい具合に動き出しているんだと、思う。

今シーズンは結局、フルはヴェネツィアの1本のみ。それも痛みをこらえての苦しい走りだった。
名古屋もこんな形となってしまい、DNS間違いなしの状況なだけに、個人的にはオンラインマラソンでティファニーがいただけるチャンスが生まれて、かなり複雑な心境ではある。最早フルマラソンではなくなってるし

オンラインマラソンの詳細も発表され、一緒に出る予定だった友達3人と今月中に集まって大阪城公園をぐるぐるする予定だ。
その日に42.195kmいかなければ足りない分は各自で走ることにしているので、「累積で完走を目指す！」TATTAアプリで参加予定。
本番前に強い方の注射を打ってもらって参加するかもだけど、みんなで楽しく走って今シーズンを笑顔で終えたい。

飛騨高山は、多分、キャンセル。
3月13日までに手続きすれば半額がバックされる。19,000円の半分だけでもありがたいし。
エントリー時の11月の時点では、まさかこんなに長丁場になるとは思ってなかったし、例えこのまま少しずつ良くなったとしても、9月から2月までの半年で150㎞しか走ってないし、2月なんて1ミリも走れてない。そんな状況でスタートラインに立つなんて・・100㎞はそんなに甘くはない。

とにかく、少しずつでも確実に快復するよう、諦めずに頑張ろう。
そして、何より今は、1日も早く、コロナの終息宣言が出されるよう切に切に祈るのみ。


　
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